おはようございます、おみそです。

10月からのグロース株変調で高配当株大勝利みたいな風潮がありますが、高配当株も安泰とは言い難いと考えています。
amzn
VPU
※StockCharts.comから引用

これはほんの一例ではありますが、10月からの相場では確かにグロース株が軟調である一方でディフェンシブと通常言われている株式は比較的堅調に推移しています。
グロース株等が軟調であった理由として金利上昇がよく挙げられます。
ust10y
※StockCharts.comから引用

確かに最近は金利が高く推移していますし、これはこれで理由のひとつにはなりそうですが、個人的には何か気持ち悪いんですよね。
年初からの相場では所謂ディフェンシブ株が軟調でグロース株は堅調でした。
この時も金利上昇がディフェンシブ株軟調の理由としてよく挙げられていました。
ディフェンシブ株は配当利回りが金利上昇に追いつかれそうになると旨みが減るので、確かにそうだろうなぁと当時は考えていました。

ただ、今回の局面ではディフェンシブ株が今のところ堅調です。
ディフェンシブ株軟調局面より金利が高いのに堅調です。
まぁ、年初にディフェンシブ株が軟調だった理由が本当に「金利上昇」だったのかという保証もないですし、市場の動きの分析と言うのは、動きを見た後にもっともらしい理由を付ける位しかやり様がないんだろうなぁとは思いますので仕方ないんですが、金利上昇が年初のディフェンシブ株軟調の理由だったなら、今回もディフェンシブ株が軟調になってもいいと思うんですよね。

そういった意味で、ディフェンシブ株が金利の更なる上昇に晒されたときに現状の勢いを保持する保証は誰にも出来ませんので、あまり油断はしすぎない方が良いだろうなぁと思うんですよね。
こういう好調な時こそ、キャッシュポジションが適正に保たれているか等を点検するチャンスかと思います。
改めて市場が崩れたときに退場しないように今後の戦略を各自で考えて、投資を楽しんで行きたいところですね。




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